資料ダウンロード
利用相談

最新情報

休職を経験して気づいたこと、学んだこと

2025.08.01

こんにちは。リワークに通いながら、二か月後のリハビリ勤務に向けて準備を進めている研修生のMです。リワークに通い始めて約一年になります。

休職を始めたばかりの頃は、「本当に自分はまた働けるのだろうか」と、不安ばかりが頭を占めていました。少し休めば元に戻ると思っていたのに、なかなか思うように回復しない自分に焦りと戸惑いを感じていました。

 

・休職して初めて気づいたこと

長く仕事を離れて、ようやく見えてきたのは、家庭と仕事の両方で自分がいかに無理をして頑張り続けていたかということでした。家庭では、理想の母親像を追いかけ「子どものことをちゃんとしなければ」と自分を追い詰めていました。仕事では、わからないことがあっても忙しい同僚に聞けず、一人で抱え込んでしまっていたのです。

 

「人に頼るのは悪いこと」と思い込み、自分のキャパシティを超えて無理をしていたことに、ようやく気づきました。がんばりすぎて心が限界を迎えていたのだと思います。

 

・学んだこと

この1年を通じて学んだのは、「立ち止まることも進歩の一歩」ということです。無理に元気になろうとしなくていい。何もしない日にも意味があると感じています。

また、誰かに助けを求めることは弱さではなく強さだと知りました。支援を受けて話すことが、自分を立て直すきっかけになりました。

・いまの自分と、これから

今も波はありますが、リワークで「自分のペース」を大切にできるようになってきました。リハビリ勤務への不安はありますが、焦らず丁寧に一歩を踏み出したいと思っています。

今、不安な方へ。休むことも考えることも、回復の大切な一部です。私も休職したことで気づきがたくさんありました。どうか自分を責めず、ゆっくり進んでくださいね。

 

 

『自分にも当てはまるかも』と思った方は、お話だけでもぜひどうぞ。

 

 

*「研修生」とは、BowLのリワークでは利用者の皆さんを「研修生」とお呼びしています。誰もが経験する可能性のあるメンタルの不調を前向きに捉え、新しい学びと成長の期間として歩み出してほしいという願いを込めています。

お問い合わせ

まずはお気軽にお問い合わせください。BowLの専門職スタッフが対応いたします。