アクティブレストって知っていますか?
こころとからだを整える休み方 〜アクティブレストって知っていますか?
こんにちは。BowLスタッフの大田です。
みなさん、上手に休養をとれていますか?
昨年、「休養学」という本がベストセラーになったのをご存じの方もいるかもしれません。それだけ「休む」ことの大切さが注目されているんですね。でも、ただ横になっているだけでは、思ったほど疲れが取れなかったり、気持ちが晴れなかったりすることもあります。
実は休養にはいくつか種類があり、その中のひとつが「アクティブレスト」です。
アクティブレストとは、体を軽く動かすことで心身を休ませる方法のこと。安静にしているよりも血流がよくなり、疲労回復や気分のリフレッシュにつながります。
たとえば――
・軽いストレッチやヨガ
・ゆったりとした散歩
・呼吸に意識を向けたリラックス法
・軽い掃除や庭の手入れなど、無理のない家事
・近くの公園を散歩して自然に触れる

特に自然に触れることは、近年「自然欠乏症」という言葉が話題になるほど、私たちの心身に欠かせないものだといわれています。木々の緑や川の音、風の心地よさを感じるだけでも、ストレスが和らぎ、気分が整いやすくなるんです。
ある研修生は、こう話してくれました。
「休みの日に海辺を歩いてみたら、気分がずっと軽くなったんです。運動したというより“自然に触れた“ことが大きかった気がします。」
ポイントは、「頑張る運動」ではなく、「自分が心地よく感じる活動」を選ぶこと。 10分〜15分でも効果があるので、気分が落ち込みやすいときや、体が重いなと感じるときに取り入れてみてください。

実はアクティブレストの考え方は、心理療法のひとつである認知行動療法の中でも大切にされています。「行動活性化」といって、気分がすぐれないときこそ小さな行動を取り入れることが、回復への一歩になると考えられているんです。
大切なのは、「やらなきゃ」と頑張ることではなく、「ちょっとやってみようかな」と思える範囲で続けること。 気づけば「今日は気分が少し軽いかも」と感じられる日が増えていくはずです。
もし今、「休んでいるのに疲れが取れない」「気分が晴れない」と感じている方がいたら 次の休みには、ぜひ“アクティブレスト“を試してみませんか?
※研修生とは:BowLでは、プログラムに参加している方を「研修生」とお呼びしています。「利用者」ではなく、前向きに学び・整える存在としての意味を込めています。 ※認知行動療法とは:BowLのリワークプログラムでも中心となるプログラムで、気分や考え方に振り回されず、日常を少しずつ過ごしやすくするための心理療法です。たとえば「最近気分が落ち込みやすいな」と感じたとき、散歩や軽い運動など“小さな行動“を取り入れることで、気分が整いやすくなると考えられています。